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2011年5月25日水曜日

福祉、環境、そして教育

  再開します。

 3月11日に放送される予定だったものが、たまたま今晩、放送されたのがきっかけです。
 
 以下は、確か3月9日と10日のを踏まえて、11日にこのブログに載せようと思っていたものですが、あの地震、津波、そして原発事故が起こってしまいました。


 NHKのラジオ番組「私も一言、夕方ニュース」で、「介護教育になにを求めるか」と「神奈川県丹沢山地の自然保護」が2晩続けてありました。それを聞いていて思ったことは、福祉や環境で直面していることは、教育でも同じだ、ということでした。

 どういうことかというと、「介護される側の視点があまりにもなさすぎた」というのです。教育も、教えられる側というか学ぶ側の視点が決定的に欠落しています。横行しているのは、教える側(さらに言えば、管理する側)の視点や論理ばかりです。

 自然保護では「日本にはレインジャーのような自然保護のプロがいません」だったのですが、日本には教員研修のプロも存在しないのです。それは、「教員になってからも磨き続けるべき力は? その磨き方は?」の質問に対する回答を知っている人のことです。講義形式をワークショップ形式に変えたからと、満足していては研修のプロとは到底言えません。そういうことも含めて「幸せで、イキイキしていて、成長し(学び)続けている教師」を増やすことのできる人のことです。研修のプロには、今の教育行政が前提にしている2~5年の人事異動では到底なれるものではありません。

 福祉、環境と来たので、教育の内容を期待していたのですが、マスコミも触れられないテーマのようです。


 ちなみに、3月11日の分は、農業でした。
 今となっては、これに地震・防災、原子力も、そして政治はいつの時代も加えられます。 

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