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2012年2月11日土曜日

伝統的な社会

『ヴェトナム戦争 ~ 象vs虎』アルバート・マリン著を読んでいたら、以下のような伝統的な社会を描写した部分があったので、共有したくなりました。16~17ページの部分です。
16ページの前の部分(=15ページの最後)には、以下のように書いてあります。

 子供たちは自分に何が期待されているかを幼いころから理解する。読み書きは官吏、高官になるには必要(以下、16ページに続く) ~ 画像をクリックすると、拡大します。


 宮本常一さんが描いた日本社会も、これに限りなく近いような部分があったような気がします。日本の場合、江戸や明治ではなく、昭和でも(戦後でも)まだこういう部分が多分に残っていた気がします。従って、何百年も、何千年も、こうした社会が続いていたのです。それが変化してからまだ数十年しか経っていません。

 『ギヴァー』に描かれている社会と比較するとどうでしょうか?
 家族・家庭の部分は似ていませんが、共同体の部分(17ページの上段の半分ぐらいから)は似ていると思われませんか?

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