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2013年2月4日月曜日

認知症対策

数日前に「認知症対策考える国際シンポジウム」が行われ、その内容紹介をしていたのをラジオで聞きました。

認知症患者数は、すでに65歳以上人口の約10%(242万人程度)に達していると言われており、2020年には325万人まで増加すると予想されています。

これは、大きな社会問題です。

そのシンポジウムで海外の事例で紹介された中から日本の参考になることをまとめると:

・ 複数で診断すること
・ ケアマネージャー的な人一人が継続的に寄り添い続けること
・ 介護者(家族)のケアを患者と同じレベル(セット)ですること
・ 患者と家族が政策やサービスの中心に据えること

だそうです。
これって、認知症対策に限らず、福祉や医療全般に言えることだと思いますし、原発事故、環境、教育、農業、政治などあらゆる分野に共通することだと言えるのではないでしょうか

3.11で、その方向に歩み始めるのかと期待をしましたが、ほぼ2年経とうとする今、3.11以前よりもひどくなっている気さえします。

上の海外から学べることを紹介していた人が最後に言っていたことは、「地域の中で何がやれるかを考えて、動き出してください」でした。

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