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2013年9月23日月曜日

政治家は「まず人の話を…」




 これは河村さん個人の問題というよりも、政治家全般、もっと言えば自分で「上」のポジションについていると思っている人たちに共通の課題です。(いまは少なくなりつつあるかもしれませんが、学校の先生たちの中にもいるタイプです)
 その人たちが、「まず人の話を聞くことから」スタートしたら、世の中大きく変わっていきます。現実的には、極めて期待薄ですが。

 これは、実は、(明治時代に栃木県会議員と衆議院議員を約20年間務めたことのある)田中正造が人生の最後に気づいたことでもありました。

 以下は、林竹二の『田中正造の生涯』(講談社現代新書)からの引用(200ページ)です。田中正造は72歳でなくなりましたが、これを書いたは70歳です。
 本人の文章ですから、ちょっと読みにくいですが、読みきれば、感動は何倍か大きいと思うので、そのまま載せます。
 「凡を物事を教えんとせ」(199ページ)の続きが以下のコピーです。


   <メルマガからの続き>




 こういう日本のリーダーたちにこびりついている体質と比べると、『ギヴァー』のコミュニティのリーダー(長老)たち ~ その中にはギヴァーを含めてもいいのかもしれませんが ~ は、ひたすら観察し、聞くこと/様子を見ることを第一に考え、実践している気がします。その上で、ベストの判断を下すべき努力している。わが国の長老たちとはまるで違う感じがします。

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